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「北里八雲牛」ロゴマークの由来

 「オオワシ」はタカ目タカ科に属し、ユーラシア大陸北東部、オホーツク海沿岸部やカムチャッカ半島周辺に分布している。越冬のため北日本(ほとんどが北海道)に飛来する渡り鳥で、日本に生息または飛来する猛禽類の中で、最も大きい種類である。現在世界中で5,0006,000羽しか生息しておらず、IUCN(国際自然保護連合)で絶滅危惧種に認定されており、日本への飛来数は多い年で2,000羽といわれ、国の天然記念物に指定されている。越冬期には群れで過ごすことが多く、沿岸部や河川沿いに飛来し、魚を主な餌としているが、時にはウサギなどの小動物や海鳥なども捕らえることがある。
 八雲町内を流れるユーラップ川をサケが遡上する季節、オオワシやクマなどがサケを補食する。食べ残しの残渣は、川に生息する魚などのエサとなり、森に持ち込まれた残渣は、大地の養分となる。雨が降ると大地の養分は川から海へと流れる。海に流れた有機物はプランクトンを育て、海の食物連鎖を経てサケの体に蓄積され、再び川に戻る。
 このように海と陸の壮大な食物連鎖は、
FSC八雲牧場の資源循環と一致する。この資源循環の頂点にいる「オオワシ」が「北里八雲牛」のロゴマークの由来である。